Mail.appのメッセージID(Message-ID)を指定することによって、iCalのイベントやTo Doからワンクリックでメールを開く裏技です。
イベントやTo Doとそれらについての情報が記載されたメールを関連付けて、必要な情報を一元的に管理できるようになります。
Mail.appのメッセージIDでメールを指定して開く裏技
メールのメッセージには、一つ一つに「メッセージID(Message-ID)」が付与されて管理されています。
メッセージIDとは、そのメールにのみ与えられる唯一無二の指標で、重複しないようになっています。
メッセージIDを確認するには、メッセージを選択して「表示」メニューの「メッセージ」→「すべてのヘッダ」を選択して、ヘッダーを表示すると、「Message-ID」欄があるので、そこで確認することができます。
そして、「message://」を使用して、メール一つ一つをURIとして表すことができます。
例えば、管理人にはAppleからのメールマガジンで、
<7b6m6j$171vq61@badger-vip.apple.com>
というメッセージIDを持つメールが届きました。
そしてそのメッセージIDをコピーして、
message://<7b6m6j$171vq61@badger-vip.apple.com>
とURIの形にしてSafariブラウザのURL欄に入力すると、直接そのメールを表示することができます。
これを応用してiCalのイベントやTo Doとメールメッセージを関連付けることができます。iCalのイベントやTo DoではURLを指定することができるので、このメールメッセージのURIを入力してクリックすると、すぐにこのメールにジャンプすることができます。
以上、Mac MailのメッセージIDを利用してiCalのイベントやTo Doとメールを関連づける裏技でした。