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27
2010

Mac Mailのスマートメールボックスの使い方とテクニック

投稿者:

Mail.appのスマートメールボックスの使い方です。

また、スマートメールボックスを使用したちょっとしたテクニックも紹介します。

Mail.appのスマートメールボックス

スマートメールボックスとは、設定した条件に基づいて、別のメールボックスの中のメールを表示するメールボックスです。

メールボックスはその中にメールメッセージ本体を含むことができますが、スマートメールボックスは検索条件に合致するメールを表示するのみで、メールメッセージ本体を含むことができません。フォルダとスマートフォルダの関係と大体同じです。

Mail.appの「ルール」機能を使って、自動的に他のメールボックスにメールを移動しているなどの場合に、スマートメールボックスを使用すると、複数のメールボックスを横断して検索に合致するメールを表示することができます。

例えば、複数のメールボックスから、受信してから三日でまだ未開封のメールを表示することができます。

スマートメールボックスの設定方法

例として、受信してから三日の未開封メールを表示するスマートメールボックスを作成してみます。

「メールボックス」メニューより「新規スマートメールボックス」を選択します。

Mac Mailのスマートメールボックスの使い方とテクニック Inforati 1

検索条件を設定します。検索する項目はこのように詳細に設定することができます。

検索項目を「受信日」として期限を「三日以内」とします。

Mac Mailのスマートメールボックスの使い方とテクニック Inforati 2

検索条件の右の「+」をクリックすると、重ねて検索条件を指定することができます。

「メッセージが未開封になっている」を検索条件に指定します。

Mac Mailのスマートメールボックスの使い方とテクニック Inforati 3

また、検索条件をすべて満たすメールを表示するか(AND検索)、検索条件の一方を満たすだけで表示するか(OR検索)設定することができます。

この例では、AND検索の「すべて」を指定します。

Mac Mailのスマートメールボックスの使い方とテクニック Inforati 4

このようにスマートメールボックスをクリックするだけで、すべてのメールボックス内から合致するメールを表示します。

Mac Mailのスマートメールボックスの使い方とテクニック Inforati 5

スマートメールボックスを削除する方法

「スマートメールボックスを削除」というコマンドはありませんが、「メールボックスを削除」コマンドで普通のメールボックスと同じように削除することができます。

スマートメールボックスのテクニック

  1. 「メールボックス」メニューの「新規スマートメールボックスのフォルダ」を使用すると、スマートメールボックスをフォルダで整理することができます。
  2. 右上の検索欄でメールボックスを検索した際に「保存」ボタンを押すと、その検索条件でスマートメールボックスを作成することができます。
  3. 左下の「+」ボタンからもスマートメールボックスを作成することができます。
  4. 検索する対象はメールメッセージだけでなく、「To Do」も検索対象とすることができます。記事「MailでiCalの「To Do」を簡単に整理する方法」を参考にしてください。
  5. 検索対象を「メモ」に指定することもできます。記事「Mailで作った「メモ」を簡単に整理する方法」を参考にしてください。
  6. また、検索対象を「RSS記事」に指定することもできます。記事「Mailで指定した語句が含まれるRSS記事のみ購読する方法」を参考にしてください。

その他のスマートメールボックスの記事

以上、Mac Mailのスマートメールボックスの使用方法でした。

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