Mail.appの動作を高速化させる方法です。メールインデックスを「sqlite3」の「vacuum」コマンドで最適化します。
Mail.appの動作を高速化させる方法
Mail.appはメールインデックスのデータベースに「sqlite3」を使用しています。
「sqlite3」とは簡易なオープンソースデータベースで、Macではいろいろな所で使用されています。
「vacuum」コマンドは「sqlite3」データベースを最適化するコマンドです。
Mail.appの動作が重く感じられる時に実行すると、動作が軽く感じられるようになるかも知れません。
なお、裏技ですので、自己責任で実行してください。
Mail.appのメールインデックスのバックアップ
まず、念のためバックアップを取ります。
手動でメールインデックスのバックアップを取ります。
「起動ディスク(Macintosh HDなど)」→「アプリケーション」→「ユーティリティ」と移動し「ターミナル」を起動します。
そして、ターミナルに以下のように入力します。
cp ~/Library/Mail/"Envelope Index" ~/Desktop/
Mailのメールインデックス本体がが、デスクトップ上に現れたと思います。
またターミナルを使用したくない時は、Finderでメールインデックスをバックアップします。場所は「(ユーザのホームフォルダ)」→「ライブラリ」→「Mail」と移動した後の「Envelope Index」ファイルです。
メールインデックスを最適化
Mailを終了させて、以下のようにターミナルに入力してみます。メールの件名のインデックスを最適化します。
sqlite3 ~/Library/Mail/"Envelope Index" vacuum subjects;
管理人の環境ではメールのデータが2.4Mから2.2Mに減り最適化されました。また、少し表示スピードが上がったような気がします。
実行には必ずMailを終了させてバックアップを取り、自己責任で実行してください。
メールインデックスやメールボックスをリビルド
そもそもMail.appの調子がおかしい時は、時間がかかりますが、メールインデックスやメールボックスをリビルドする方法があります。
を参考にしてください。
以上、Mac Mailの動作を高速化させる方法でした。