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30
2009

Mac Mailの動作を高速化させる裏技

投稿者:

Mail.appの動作を高速化させる方法です。メールインデックスを「sqlite3」の「vacuum」コマンドで最適化します。

Mail.appの動作を高速化させる方法

Mail.appはメールインデックスのデータベースに「sqlite3」を使用しています。

「sqlite3」とは簡易なオープンソースデータベースで、Macではいろいろな所で使用されています。

「vacuum」コマンドは「sqlite3」データベースを最適化するコマンドです。

Mail.appの動作が重く感じられる時に実行すると、動作が軽く感じられるようになるかも知れません。

なお、裏技ですので、自己責任で実行してください。

Mail.appのメールインデックスのバックアップ

まず、念のためバックアップを取ります。

手動でメールインデックスのバックアップを取ります。

「起動ディスク(Macintosh HDなど)」→「アプリケーション」→「ユーティリティ」と移動し「ターミナル」を起動します。

そして、ターミナルに以下のように入力します。

cp ~/Library/Mail/"Envelope Index" ~/Desktop/

Mailのメールインデックス本体がが、デスクトップ上に現れたと思います。

またターミナルを使用したくない時は、Finderでメールインデックスをバックアップします。場所は「(ユーザのホームフォルダ)」→「ライブラリ」→「Mail」と移動した後の「Envelope Index」ファイルです。

メールインデックスを最適化

Mailを終了させて、以下のようにターミナルに入力してみます。メールの件名のインデックスを最適化します。

sqlite3 ~/Library/Mail/"Envelope Index" vacuum subjects;

管理人の環境ではメールのデータが2.4Mから2.2Mに減り最適化されました。また、少し表示スピードが上がったような気がします。

実行には必ずMailを終了させてバックアップを取り、自己責任で実行してください。

Mac Mailの動作を高速化させる裏技 Inforati 1

メールインデックスやメールボックスをリビルド

そもそもMail.appの調子がおかしい時は、時間がかかりますが、メールインデックスやメールボックスをリビルドする方法があります。

を参考にしてください。

以上、Mac Mailの動作を高速化させる方法でした。

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