Spacesでは画面の端にウインドウを持っていくと、ウインドウごと隣の操作スペースに移動します。その操作スペースが切り替わり始めるタイミングを変更する裏技です。
操作スペースの切り替わるタイミングを早くする
Spacesを有効にしていると、ウインドウを画面の端にもっていき画面の端でしばらく待つと隣の操作スペースにウインドウごと移動します。
この待ち時間が短ければリズムよく移動できるようになり、「F8」キーを押してSpacesを作動させなくてもよくなります。
しかし、デフォルトでは待ち時間は一秒ぐらいかかりますが、この待ち時間を変更する設定は存在しません。
そこで、この切り替わり始めるタイミングを早める裏技を紹介します。
隣の操作スペースに移動する時の待ち時間を変更する裏技
まず、「起動ディスク(Macintosh HDなど)」→「アプリケーション」→「ユーティリティ」と移動し「ターミナル」を起動します。
次に、以下のように入力します。
defaults write com.apple.dock workspaces-edge-delay -float 0.1
なお、この例ではかなり早く移動を始めます。調節したい場合は最後の数値を適当な値に変更して入力してみてください。
さらに、Dockを再起動します。
killall Dock
これで、待ち時間が変更されます。
変更した待ち時間を削除して、デフォルトの待ち時間に戻す場合は以下のように入力してください。
defaults delete com.apple.dock workspaces-edge-delay
killall Dock
以上、MacのSpacesで、ウインドウが隣の操作スペースに移動を始める待ち時間を変更する裏技でした。