Mac OS Xのメンテナンススクリプトを実行する方法です。
通常は真夜中に自動的に実行されますが、その時間帯にシステムを終了していると実行されません。
Mac OS Xのメンテナンススクリプトを実行
メンテナンススクリプト(バックグラウンドメインテナンスタスク)とは、Mac OS Xが使用した一時フォイルを削除したり、ログを整理したりするメンテナンスのための小さなプログラムです。一日ごと、一週間ごと、一ヶ月ごとに3種類のメンテナンススクリプトが実行されます。
通常、メンテナンススクリプトは真夜中に自動的に実行され、ユーザが気づくことはありません。
しかし、その真夜中の時間帯にMacの電源を切っていると実行されませんので、夜寝る前に必ずシステム終了していると、メンテナンススクリプトは実行されなくなります。
また、真夜中の時間帯にスリープ状態にしておくと、Mac OS X 10.6 Snow Leopard以降では、翌朝スリープを解除すると自動的にメンテナンススクリプトを実行するようになりましたが、Mac OS X 10.5 Leopard以前では、翌朝スリープを解除しても実行しません。
そこで、手動でこのメンテナンススクリプトを実行する方法を紹介します。
手動でメンテナンススクリプトを実行する方法
まず、「起動ディスク(Macintosh HDなど)」→「アプリケーション」→「ユーティリティ」と移動し「ターミナル」を起動します。
そして、「ターミナル」に以下のように入力します。
sudo periodic daily weekly monthly
パスワードを入力するとメンテナンススクリプト3種類が実行されます。
いつメンテナンススクリプトを実行したか確認する方法
メンテナンススクリプトを実行した日時を調べるには、メンテナンススクリプトのログファイルの更新日時を調べればわかります。ターミナルに以下のコマンドを入力します。
ls -l /var/log/*.out
さらに詳しい説明は、Appleのメンテナンススクリプトの説明を参照してください。
以上、Mac OS Xのメンテナンススクリプトを実行する方法でした。