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22
2009

Macのアプリケーションの最適化を手動で行う裏技

投稿者:

アプリケーションとライブラリの最適化を手動で行う裏技です。通常は自動で行われるのであまり意味はないですが、不具合がある場合に動作が改善するかもしれません。

アプリケーションの最適化を手動で行う

マニュアルでアプリケーションとライブラリの最適化を行います。通常はシステムが自動的に行うので普通は行う必要はありません。

アプリケーションの最適化を行う方法

必ず、自己責任で実行してください。

まず、「起動ディスク(Macintosh HDなど)」→「アプリケーション」→「ユーティリティ」と移動し「ターミナル」を起動します。

そして、すべてのアプリケーションを終了した後、以下のように入力します。後ろの「root」と「/」にスペースを開けてください。なお、パスワード認証が必要です。

sudo update_prebinding -root /

Macのアプリケーションの最適化を手動で行う裏技 Inforati 1

ちょっとした注意事項

ターミナルにman update_prebindingと入力してこのコマンドのマニュアルを見てみればわかりますが、最新のMac OSのヴァージョンを使用している場合には、実際にはこのコマンドの代わりにupdate_dyld_shared_cacheコマンドが実行されます。

このコマンドはプロセスがに必要なライブラリやフレームワークをロードするダイナミックローダの共有キャッシュをクリアします。

Mac OSの古いヴァージョンを使用していても利用できるようにupdate_prebindingで説明しておきました。

なお、update_dyld_shared_cacheを直接実行するには、

sudo update_dyld_shared_cache -root /

と入力します。

さらに、強制的にこのコマンドを実行するには、

sudo update_dyld_shared_cache -force -root /

と入力します。

以上、Macでアプリケーションの最適化を手動で行う方法でした。

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