アプリケーションに対して「隠す」コマンドを実行したときに、そのアプリケーションのDockアイコンを半透明にして判別しやすくする裏技です。
「隠された」アプリケーションを半透明に
今回は「隠す」コマンドを実行したアプリケーションを判別しやすくする裏技です。
「隠す」コマンドは「Command」キー+「H」キーのキーボードショートカットなどで実行することができます。
「隠す」コマンドを実行すると、アプリケーションのウインドウはデスクトップ上から消えてしまい、また、「しまう」コマンドと異なり、Dockにもそのアプリケーションは収納されません。
しかし、起動しただけのアプリケーションと外見上の違いが無くなるので、どのアプリケーションが「隠す」コマンドを実行したアプリケーションなのか判別するのが難しくなります。
そこで、「隠す」コマンドを実行されたアプリケーションのDockアイコンを半透明にして、判別しやすくします。
通常の状態はこのような状態です。
設定を変更して、アプリケーションを「隠す」と、このようにDockアイコンが半透明になります。
隠されたアプリケーションのアイコンを半透明にする方法
まず、「起動ディスク(Macintosh HDなど)」→「アプリケーション」→「ユーティリティ」と移動し「ターミナル」を起動します。
そして、「ターミナル」に以下のように入力します。
defaults write com.apple.Dock showhidden -boolean true
Dockを再起動します。
killall Dock
これで、隠されたアプリケーションのアイコンを半透明になります。
元に戻すには、変更を削除します。
defaults delete com.apple.Dock showhidden
killall Dock
なお、この裏技はMac OS X 10.6 Snow Leopardでできることを確認しました。裏技ですので自己責任で行ってください。
以上、Macのアプリケーションを「隠す」とそのDockアイコンを半透明にして判別しやすくする裏技でした。