Inforati / インフォラティ

「Google日本語入力™」を使用

無料で利用できる「Google日本語入力™」をインストールする方法およびMS-IME・ATOK・ことえりのキー設定する方法を紹介します。

「Google日本語入力™」はこの記事を執筆している時点では、ベータ版ですので使用は自己責任でお願いします。

「Google日本語入力™」をインストール

利用にはMac OS X 10.5 Leopard以上が必要です。「Google日本語入力™」のダウンロードサイトを行き「Google日本語入力™」をダウンロードしてきます。

ダウンロードしてきたディスクイメージをダブルクリックしてマウントします。

そして、中のインストールパッケージをダブルクリックします。

「続ける」を押します。

このようにインストーラが起動します。「続ける」を押します。

インストール先を指定します。また、「カスタマイズ」を押すことによりインストール内容を指定することができます。

通常はそのまま「インストール」でいいでしょう。

パスワード入力を求められた後、Google日本語入力™を有効化するかどうか尋ねられます。有効にするにチェックを入れておきます。使用データの送信はお好みで決めてください。

このようにインストールが終了します。

このままだと入力メニューに「ことえり」と「Google日本語入力™」が表示され入力メニューが煩雑になります。

そこで、「システム環境設定」から「言語とテキスト」パネルを開き、「入力ソース」タブより「ことえり」を無効化します。

「Google日本語入力™」をMS-IME・ATOK・ことえりのキー設定する方法

「Google日本語入力™」は標準でMS-IME・ATOK・ことえりのキー設定に変更することができます。

メニューバーの入力メニューより「環境設定」をクリックして、「Google日本語入力™プロパティ」を表示します。

そして、「一般」タブの「キー設定の選択」より使用するキー設定を指定します。

「Google日本語入力™」を使用した感想

Mac OS X 10.6.2で使用しています。

初めて公開された当日にこの記事を書きましたが、非常に強力な予測変換機能（サジェスト機能）が印象に残りました。タイピングしているとその場ですぐに変換候補が次々と現れます。

下のように、「まっき」とタイプした瞬間に出現します。

また、変換の正確さもよいです。動作の重さはことえりとほとんど同じか、若干重いぐらいだと思います。

ただ、ことえりのように再変換機能が使用できないこと、間違えてローマ字で「kotoeri」と入力したのを「かな」キーを二回叩いて「ことえり」にすぐ変換できる機能がないことが個人的には残念です。

なお、この記事は「Google日本語入力™」で作成してみました。使用し始めてから二時間も経っていないのですが、このようにスムーズに入力することが出来ます。

MS-IMEのユーザー辞書を使用

MS-IMEのユーザー辞書を使用する場合は記事「Macの「Google日本語入力™」にMS-IMEのユーザー辞書をインポートする方法」を参照してください。

以上、Macで無料で利用できる「Google日本語入力™」を使用する方法でした。