Finderに「終了」コマンドを追加する裏技です。
Finderに「終了」コマンドを追加
Finderにはファイル・フォルダを操作するファイル管理ソフトの役割のほかに、アプリケーションを起動するアプリケーションランチャーの役割もあります。
そこで、初心者が困惑しないようにデフォルトではFinderを終了することができないようになっています。
今回はあまり使い道が無いテクニックですが、Finderに「終了」コマンドを追加する裏技を紹介します。
Finderに「終了」コマンドを追加する方法
まず、「起動ディスク(Macintosh HDなど)」→「アプリケーション」→「ユーティリティ」と移動し「ターミナル」を起動します。
そして、「ターミナル」に以下のように入力します。
defaults write com.apple.Finder QuitMenuItem -boolean true
そして、Finderを再起動します。
killall Finder
これで、Finderに「終了」コマンドが追加されます。
Finderを終了すると、デスクトップ上のアイコンがすべて非表示になるので、注意してください。
元に戻すには、以下を入力してFinderを再起動します。
defaults delete com.apple.Finder QuitMenuItem
以前は、Finderに消費されているリソースを他のアプリケーションに振り向けるなどメリットがありましたが、今はメリットが無いテクニックです。
なお、この裏技はMac OS X 10.6 Snow Leopardでできることを確認しました。裏技ですので自己責任で行ってください。
以上、Mac Finderに「終了」コマンドを追加する裏技でした。