ハードディスク(HD)から削除したデータを、ディスク修復アプリケーションを使っても復元できないように、ディスクユーティリティ(Disk Utility.app)を使用して「完全消去」する方法です。
ハードディスクからデータを完全に消去
通常の方法で消去すると、ハードディスクのどの部分に目的のデータが保存されているか記録している索引部分のみを消去します。
この方式だと「ディスク修復アプリケーション」で消去したデータが復元できてしまう場合があります。
そこで、情報漏洩防止の観点から、実際にデータが保存されている部分にも、「0」を記入して「ディスク修復アプリケーション」で復元できないようにする必要があります。
ディスクユーティリティ.appは、簡単にこのような消去方法を使用してハードディスクを完全消去することができます。
ディスクユーティリティで完全消去
「起動ディスク(Macintosh HDなど)」→「アプリケーション」→「ユーティリティ」と移動し「ディスクユーティリティ」を起動します。
そして、左の欄より、消去したいハードディスクを選択したら、「消去」タブを選択し、「セキュリティオプション」をクリックします。
ダイアログで消去方法が選択できます。お勧めは7回消去する方法です。アメリカ合衆国国防総省の基準に合致した消去が行えます。
以上、Macのハードディスクからデータを完全消去する方法でした。