専用のアプリケーションを使用しないで、簡易に数学記号を入力する方法です。
キーボードショートカットと文字ビューアを使用した方法を紹介します。
数学記号を入力する方法
Macに標準で搭載されているフォントを使用して数学記号を入力する方法です。
専門的には使用できないと思いますが、専用アプリケーション無しで一応数学記号を入力することができます。
まず、数学記号を入力できるキーボードショートカットを紹介します。なお、日本語キーボードで確認しました。
数学記号を入力できるキーボードショートカット
| 数学記号 | キーボードショートカット |
|---|---|
| ÷ （除算記号） |
「Option」＋「/（スラッシュ）」 |
| ≠ （等号否定） |
「Option」＋「^（サーカムフレックス）」 |
| ± （プラスマイナス） |
「Shift」＋「Option」＋「^（サーカムフレックス）」 |
| ≈ （ほぼ等しい） |
「Option」＋「X」 |
| ≤ | 「Option」＋「,（コンマ）」 |
| ≥ | 「Option」＋「.（ピリオド）」 |
| ⁄ （分数の斜線） |
「Shift」＋「Option」＋「1」 例1 ⁄ 100 |
| ° （度） |
「Shift」＋「Option」＋「8」 |
| ‰ （パーミル・千分率） |
「Shift」＋「Option」＋「R」 ただし、ことえりの再変換のキーボードショートカットと競合 |
| ∞ （無限大） |
「Option」＋「5」 |
| ∂ （デル・ラウンドディー） |
「Option」＋「D」 |
| ∫ （積分記号） |
「Option」＋「B」 |
| √ （根号） |
「Option」＋「V」 |
| ¬ （否定記号） |
「Option」＋「L」 |
| Ø （空集合） |
「Option」＋「O」 |
| … （三点リーダー） |
「Option」＋「;（セミコロン）」 |
| ◊ （ダイヤ） |
「Shift」＋「Option」＋「V」 |
| ∑ （シグマ・総和記号） |
「Option」＋「W」 |
| ∆ （デルタ） |
「Option」＋「J」 |
| µ （ミュー・マイクロ） |
「Option」＋「M」 |
| π （パイ・円周率） |
「Option」＋「P」 |
| ∏ （パイ・総乗記号） |
「Shift」＋「Option」＋「P」 |
| Ω （オメガ） |
「Option」＋「Z」 |
文字ビューアを使用して数学記号を入力する方法
また、文字ビューアを使用して数学記号を入力することもできます。入力メニューより「文字ビューアを表示」を選択して文字ビューアを表示します。
そして、「表示」を「欧米語」にして、「分類別」タブを選択してから「数学記号」の欄を選択します。
記号を選択してから入力ボタンを押せば、その記号が入力されます。
以上、Macで数学記号を入力する方法でした。
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