Mac OS Xで、ルートユーザ(スーパーユーザ、ルートアカウント)を有効にしてログインする方法です。
また、Mac OS X 10.6 Snow Leopardではルートユーザを有効にするために必要な「ディレクトリユーティリティ.app」の位置が変わりましたので紹介します。
ルートユーザ(root user)でログイン
通常は利用できないルートユーザの資格でMacにログインする方法です。
ルートユーザとは
「ルートユーザ(root user)」とは、Macにおいては「管理者」を上回る権限を持つアカウントのことです。
ルートユーザ(root user)はすべてのファイルやフォルダにアクセスし、削除をすることができます。
その性格上操作を間違うと、簡単にMacのシステムを破壊して起動不能にすることができるので、デフォルトでは使用できないようになってます。
しかし、ルートユーザが必要になる場合もあるので、有効にする方法を紹介します。なお、ルートユーザアカウントは自己責任で使用してください。
ルートユーザを有効にする方法
まず、「起動ディスク(Macintosh HDなど)」→「アプリケーション」→「ユーティリティ」と移動し「ディレクトリユーティリティ.app」を起動します。
Mac OS X 10.6 Snow Leopardの場合は、「起動ディスク(Macintosh HDなど)」→「システム」→「ライブラリ」→「CoreServices」と移動し「ディレクトリユーティリティ.app」を起動します。
そして、左下の鍵マークをクリックして、認証します。さらに、「編集」メニューから「ルートユーザを有効にする」をクリックして、その後ルートパスワードを設定します。
ルートユーザに切り替える方法
ルートユーザを有効にした後、ログアウトすると、ログインパネルに「Other..」という項目が現れます。
そして、ユーザ名に「root」と入力し、設定したルートパスワードを入力すると、ルートユーザとしてログインできます。
以上、Macでルートユーザ(root user)を有効にしてログインする方法でした。