内容が重複した複数のアドレスブックのカードを結合して、一つのカードにする方法です。
同じ人のカードを二枚以上作成してしまった時に、一つのデータにまとめることができます。
重複したカードを結合
今回はアドレスブックの簡単なテクニックです。
Mail.appの「メッセージ」メニューの「差出人をアドレスブックに追加」コマンドを実行すると、差出人の名前ですぐにアドレスブックにメールアドレスを追加することができます。
しかし、その差出人がすでに登録されていた場合、同じ名前で複数のカードが作成されてしまいます。
そのような時は、重複しているカードを選択して、「カード」メニューの「選択したカードを結合」コマンドを実行します。複数のカードを結合することができます。
このように、複数のカードの内容が結合して一つのカードとなります。
このコマンドで重要なのは、重複したデータの内、残したいデータは表題を変えることです。
例えば、メールアドレス以外すべて同じ2つのカードがあり、2つのメールアドレスが記載された一つのカードを作りたいとします。
その時は、「勤務先」や「自宅」などのメールアドレスの表題を、重複しないように異なるものに変える必要があります。
同じ「勤務先」の表題だとカラムで下の方にあるカードが優先してしまいます。
また、「重複項目を検索」コマンドを使用すると、名前が同じカードを検索することができます。
しかし、検索して見つかったカードをそのまま結合すると、上述のように表題が同じデータが上書きされることがあります。手動で内容を確認してから結合した方がいいでしょう。
なお、この記事は、Mac OS X 10.6 Snow Leopardのアドレスブック.appを元にしています。
以上、Macのアドレスブックで、内容が重複した複数のカードを結合する方法でした。